日本の民俗をきく5「吉野の民俗誌」
【2018年度最終講座】 5年目となった公開講座「日本の民俗をきく」。いわゆる「民俗学」にとらわれず、さまざまな分野の民俗に関わる古典的著作を朗読し、新しい視点で解説・紹介することで、現在のくらしや将来のありかたをみなさんと一緒に考える企画です。 最終回は【吉野の民俗】について。 奈良県の南半分を占める吉野郡に、大正から昭和にかけて踏査した高田十郎、宮本常一、林宏などの記録をもとにして、大自然の中で生きる人々の暮らしのこまやかさ、豊かさ、逞しさを辿ります。 場所は、大和郡山市の中心部、源九郎稲荷神社のすぐ近くにある「町家物語館(旧川本邸)」。大正末期に建てられた木造三階建て遊郭建築で、登録有形文化財となったあと耐震工事を終え、昨年から「町家物語館」として一般公開されています。お時間に余裕のある方は、前後に館内の見学もできます。 朗読・解説 鹿谷 勲(当研究所代表) 日 時 2019年3月17日(日)13:30~15:00(予定) ※開場13:00 場 所 町家物語館 大和郡山市洞泉寺町10 ◆近鉄郡山駅から東へ徒歩約8分 ◆JR郡山駅から西へ徒歩約8分 申込不要 参加費資料代500円