top of page

日本の民俗をきく5第3回「うたと民俗」

【台風で延期になった第3回分を振替え開催します】 【会場が変更になりましたのでご注意ください】

5年目となった公開講座「日本の民俗をきく」。いわゆる「民俗学」にとらわれず、さまざまな分野の民俗に関わる古典的著作を朗読し、新しい視点で解説・紹介することで、現在のくらしや将来のありかたをみなさんと一緒に考える企画です。 今回は【歌(短歌)と民俗】について。 さまざまな遺跡が発掘され、天平時代からの社寺や宝物の残る奈良ですが、それらとわたしたちをより身近に結びつけてくれるもののひとつに、約1300年前の人々の気持ちや暮らしがぎゅっと詰めこまれた壮大なアンソロジー「万葉集」があります。 万葉集の歌には現在に通じる風習や呼び名が記されていることも多く、万葉集の歌のなかから、生活文化を明らかにしようとする「万葉民俗学」の可能性を探る動きも出てきています。 今回の講座は、万葉集を通して、「うた」ということばのかたちが、民俗的なものとしてどのように現代と繫がっているかということと、一方で「現代短歌」を民俗的に読むことの可能性、そしてその限界(があるのかどうかについても)も考えてみたいと思います。 「五七五七七」という口にされ、記憶され、記録されてきた詩型のもつ力について、少しでも触れることができればと考えています。 場所は、2016年に登録有形文化財となった昭和前期の町家です。普段は公開されていませんが、今回特別に吉岡家のご厚意で会場としてお借りすることができました。美しく手入れされた中庭など、ぜひ建物も楽しんでいただければと思います。 朗読・解説 勺 禰子(歌人・当研究所事務局長) 日 時 2019年2月10日(日)13:30~15:00(予定)     ※開場13:00 場 所 吉岡家住宅 奈良市北京終町17     ◆近鉄奈良駅から南へ徒歩約20分

    ◆JR京終駅から北へ徒歩約5分     ◆JR・近鉄奈良駅から奈良交通「北京終町」バス停下車徒歩約3分 申込不要 参加費資料代500円


最近の記事

bottom of page