【3月18日(日)日本の民俗4 第6回戦時下のくらし 花森安治『一銭五厘の旗』】
【戦時下のくらし 花森安治『一銭五厘の旗』】
朗読・解説 勺 禰子(しゃく・ねこ=歌人・当研究所事務局長)
日 時 2018年3月18日(日)13:30~15:00(予定)
※開場13:00
場 所 八木札の辻交流館
奈良県橿原市北八木町2丁目1番1号
◆近鉄大和八木駅南口から徒歩7分
◆JR畝傍駅から徒歩5分
https://www.city.kashihara.nara.jp/bunkazai/yagifudanotuzikouruukann.html
参加費無料 申込不要 資料代200円
4年目となった公開講座「日本の民俗をきく」、いわゆる「民俗学」にとらわれず、さまざまな分野の「民俗的」な文献を取り上げ、2017年度は隔月で計6回開催します。
最後の第6回目は、「暮しの手帖」の名物編集長として異彩を放ち続けた花森安治の文章と、「暮しの手帖」に寄せられた「戦争中の暮しの記録」から、印象的な箇所を取り上げたいと思います。
学生新聞で「編集」に目覚め、広告業界で活躍しながらも招集され従軍、その後国策広告に関わったことが、戦後の花森を「戦争をしない世の中にするための雑誌」づくりへと突き動かしました。
今の時代こそ、花森安治がぶれることなくしたため続けた文章に改めて触れるべきなのではないか。「ぼくらの暮しを なによりも第一にする」のが民主主義だと宣言した花森のいきざまに、「民俗」のあり方を感じたいと思います。
場所は、大和八木駅からほど近い「札の辻交流館」。旧旅籠(市指定文化財・日本遺産)で午後のひとときを楽しみください。