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10月30日(日)開催 日本の民俗をきく3  第5回 折口信夫の大和

日本の民俗をきく3 第5回 折口信夫の大和 ―生い立ちにおける「さびしさ」について― 朗読・解説 西村 博美(詩人・当研究所研究員) 日 時 10月30日(日)13:30~15:00(予定)     ※開場13:00 場 所 大和郡山市矢田町545     大和民俗公園内 旧臼井家住宅

    近鉄郡山駅から…奈良交通バス1番のりば     JR大和小泉駅から…奈良交通バス東口1番のりば     ⇒矢田東山バス停から北へ徒歩約10分/無料駐車場有 参加費無料 申込不要 資料代200円 3年目となった公開講座「日本の民俗をきく」過去4回の講座には多くの方にお出でいただきましてありがとうございました。今年度最終回となる5回目は民俗学者であり、歌人であった折口信夫(釈 迢空)です。過去にも折口については取り上げてきましたが、今回は大和とのかかわりについてクローズアップします。どうぞご期待ください。

折口信夫(釈迢空)が歌う短歌や詩の多くは、どこか鬱屈するようなところがあって、己が生への深い懐疑があらわれている。折口は、乳幼児のころ、大和へ「里子」に出されたというが不明な点が多く、折口を知る人にもその事実すら否定されてきた。わたしは、折口の歌集に洩れた歌十八首を手がかりに歩いた。村うちの寺院に見つけた「信女」の名から行きついた小泉の里の「乳母の家」は、折口が小流れに蟹を追ったという歌の景のそのままにあった。(西村博美)


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