「日本の民俗をきく2」が始まります!
【日本の民俗をきく2 移りゆくくらし】 全3回 2015年5月10日、6月14日、7月12日 於:大和民俗公園内古民家 大和郡山市矢田町545 各回とも 13時30分~15時 参加費無料
好評だった昨年に引き続き 江戸時代に建てられた古民家で日本の民俗学にかかわる朗読をきく第2弾。 今年は近代に生きた人々と生業のうつりかわりに焦点をあてます。「民俗」という観点から、何気なく享受している現在のくらしや 今後のくらしのあり方についてみなさんと考えることができればと思います。
新緑の大和民俗公園、普段は上がることのできない古民家の座敷で、午後のひとときをお過ごしください♪
■第1回は5月10日(日)旧吉川家 【消えゆくもの―ランプ屋と胡弓弾き】 新美南吉 1913-1943 の作品から
朗読:高橋 秀夫 詩人 児童文学作家として29歳で夭折するまでに数々の作品を残した新美南吉。
彼の作品のなかにある童話とはまた別の視点から、移りゆくくらしをみつめます。
■第2回は6月14日(日)旧萩原家
【街の人々―職業を詠む】 釈 迢空 1887-1953 の作品から
朗読:勺 禰子 歌人 歌人として、また民俗学者・折口信夫として、独自の視点で時代を見つめた釈迢空。
彼の詠む街のなかに、移ろいゆく世相や人々のこころをみいだします。
■第3回は7月12日(日)旧臼井家 【猟師の世界―猪・鹿・狸】 早川孝太郎 1889-1956 の作品から
朗読:鹿谷 勲 当研究所代表 農山村民俗をきめ細かく観察し、『花祭』等を著した民俗学者、早川孝太郎。
初期の著作『猪・鹿・狸』を中心に、猟師のくらしや世界観をみつめなおします。