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満員御礼「日本の民俗をきく」全3回終了しました

こんにちは。仕事の遅いなみんけん事務局です^-^;

9月21日の公開講座は、おかげさまで50人近い方にお越しいただき大盛況でした。

江戸時代に建てられた古民家の畳の上でくつろぎながら、私たちに身近な日本の民俗学に大きな影響を与えた3人の著作とその背景を朗読でひもときます」というコンセプトで行う公開講座の第3回目。

官吏時代に全国各地をまわり民俗の豊かさに気付いた柳田は、郷土研究や民間伝承の比較研究により伝統的な庶民生活を体系的な学問にしました。日本一小さな家に育ったと自ら回想している柳田国男が、文学仲間や官界から心離れて、次第に自ら民俗学の道を切り拓いていく「初期柳田国男」の様子を、『後狩詞記』と『遠野物語』という日本民俗学の誕生を告げる二つの作品の朗読を通して紹介。

古民家での今回のとりくみ、アンケートでも「秋風に吹かれ虫の音をききながら遠野物語の朗読を聴くのは極上の時間」というご意見をいただくなど大変好評でした。

全3回にわたっての講座の概要などについては、本日10/3付の奈良新聞「なら民俗通信」にて当研究所所長が記しております。

来年度も同様の講座を開く予定です。また展示や現地調査も開催していく予定ですので、あんまり更新できていないですがたまには当HPをご確認ください^-^;

奈良民俗通信20141003.jpg


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