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新刊『茶粥・茶飯・奈良茶碗』鹿谷 勲 著

年末年始のご挨拶も申し上げず、立春も過ぎ、すっかりご無沙汰ご無礼しておりました、なみんけん事務局です^^; この度、当研究所代表 鹿谷勲著『茶粥・茶飯・奈良茶碗』(淡交社 2,200円+税)が刊行されましたので、ご案内いたします。

 

日本の食文化を代表する「米」と「茶」が結びついた「奈良の茶粥」は、明暦の大火後の江戸で日本初のファストフードともいわれる「奈良茶飯」となって流行、その後外食産業として定着し、それを食べるための「奈良茶飯」も生まれ、江戸から全国に広がったとみられます。その過程を民俗、史料、文学などから多面的に追跡した一冊です。巻頭カラー写真のほか、本文下に図版を多く入れています。奈良県内の書店をはじめ、ネットでも販売されております。ぜひお手に取っていただけると幸いです。

 

序 章 大和の食文化

第1章 ソウルフードとしての茶粥

第2章 穀物と人間 米・麦・稗

第3章 茶粥

第4章 茶粥の起源説と歴史

第5章 奈良茶飯の登場

第6章 流行する奈良茶飯

第7章 奈良茶飯と東大寺

第8章 奈良茶碗

終 章 スケープゴート 茶粥



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